NETIS登録番号 SK-080001-VE

H31.3.31 掲載終了

○概要クラックセイバー

クラックセーバーは、コンクリート表面に塗布することを目的に、適切な塗布量と作業性を改善した塗布型高性能収縮低減剤です。コンクリート及びモルタル中の自由水の表面張力を低減し、毛細管張力を減少させることにより乾燥収縮を抑制し、ひび割れを低減します。
使用量が少なくリーズナブルなコストで施工できます。また、塗膜形成機能はなく、コンクリートの外観に影響を与えません。

○特長

    1. 乾燥収縮を低減し、ひび割れを抑制します。
      ・クラックセイバーは、打設後のコンクリート及びモルタルに塗布することで、初期の乾燥収縮を低減し、微細なひび割れを抑制します。
    2. 耐久性の向上
      ・クラックセイバーをコンクリート及びモルタル表面に塗布することで、乾燥収縮によるひび割れが抑制でき結果的に耐久性の向上につながります。また、躯体の圧縮強度の発現には、何ら悪影響を及ぼしません。
    3. コンクリートの養生効果
      ・クラックセイバーをコンクリートに塗布することで材令初期の水分の逸散が低下し、気中環境(20℃ 湿度60%)で無塗布コンクリートと比較し、3~20%程度圧縮強度が増進します。
    4. 美観の維持
      ・塗布後すぐの状態では躯体表面が濡れた外観を呈しますが、浸透後は施工前の外観に戻り、コンクリート及びモルタルの無垢の美観を損ないません。

○使用方法

クラックセイバーは一般的なコンクリート及びモルタルでは、100~150g/㎡程度が塗布量の目安です。
1回目の施工後、躯体表面が乾燥したのち、2回目の施工を行うと、さらに効果的です。
脱型後すぐに施工してください。散水養生をする場合は、養生終了後、水が引いてから施工してください。
コンクリートの凝結が遅れる可能性がありますので、施工は必ずコンクリート硬化後(翌日以降)に行ってください。